本邦初公開の作品、菱川師宣、鈴木春信、葛飾北斎、歌川広重、伊東深水など他多数揃えています。
To enjoy Ukiyo-e, Japan is the place, to watch a lion or an elephant better visit Africa.
この美術館にある作品は、江戸末、明治、大正、昭和初期に日本から欧米に流出した作品で昭和44年から20余年に亘り、東京国立博物館の絵画室長 菊地貞夫氏の指導のもと主に海外で収集したものです。
海外への第一歩ご承知の通り、和紙で作られた「浮世絵」は陶器、漆器の輸出品の包装紙として欧米に渡ったのが始まりと言われています。日本からの船の入港を待ち構えていた多くの人達がいたほどです。
印象派画家への影響当時ゴッホを始めヨーロッパの画家達に大変なショックを与え、特に印象派の画家、クロード・モネ、セザンヌ、ロートレック他に大きな影響を与えたといわれています。ゴッホは多くの「浮世絵」を模写したり、この「浮世絵」が生まれた日本を是非一度訪ねたい思いを持っていました。
海外への流出一方、日本では「浮世絵」は余り評価されなかったため、パリ万国博覧会(1889年)以後、日本人画商 林 忠正氏(林商会)、若井 健三郎氏(サムライ商会)、中山商会等を通じ、どんどん輸出されました。
欧米では多くの美術館、資産家は競って集めており、フランス人アンリー・ベベール(宝石商)、サミユエル・ビング(美術商)などは熱心に収集していました。当時、チンドン屋を使って全国から集められた東州斎写楽の作品に至っては、ことごとく欧米に渡ってしまい、その為、日本の美術品でありながら目に触れる機会が少なかったのです。明治、大正、昭和に日本に滞在した米国人学者アーネスト・フェノローサ、建築家フランク・ロイド・ライト(旧帝国ホテル設計者)、製鉄王ハンス・ホッパー等は特に熱心でした。これら多くのコレクターのおかげで贅弱な浮世絵の作品は今日まで大切に海外で保存されていました。これらの作品が今、再び生まれた地に戻ってきたのです。
当美術館では作品の保存に重点を置き、数百年後にも私たちの祖先が生んだ世界的な芸術品を無条件に良好な状態で、次の世代に引き継いで行きたいと考えます。鑑賞者の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。どうぞ、ごゆっくりとお楽しみください。
「芸術と生活の一体化」運動キックオフ「美」は美術館のケースの中にあるのではなく、日常生活の中に生かされなければ意味はありません。
「芸術」と「生活」の一体化
「生活」と「芸術」の一体化
私達の日常生活で手にするもの、目に入るものに「美」が生かされれば、もっと豊かな事でしょう。
とりわけ、二次産業に従事される方々は、是非展示されている最高の浮世絵作品から「日本の美」を再確認して、
私達の日々の生活に生かし、豊かな生活の一助にして頂ければ幸いです。
ここにある浮世絵は約200年前の江戸時代の、私達の祖先の住んでいた頃の風景です。昔の自然と現在の自然を比較しながら、その頃の毎日の生活・衣・食・住・交通・遊び・水・空気・香り・音等・俳句を楽しむようイメージしながら鑑賞し、絵の中の登場人物の一人になったつもりでいつ頃、誰が、何を、どうして、どの様に考えているのだろうか等、各自好きに考えて、今ここにいる自分と重ね合せて、タイムスリップの世界をゲットしてください。家に帰ったらその時の事をお父さんやお母さんと話して下さい。200年くらい前の日本では世の中のもの全てがリサイクルでした。今とはずいぶん違いますね。質問はご遠慮なくおたずねください。
房総浮世絵美術館
千葉県長生郡長柄町大庭172
172, Ooniwa, Nagara-Machi, Chosei-Gun, Chiba-Prf, Japan
TEL/FAX: 050-1238-2001
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